矯正歯科の治療の流れ

矯正歯科の治療の流れ 矯正歯科での診療の流れについて簡単に述べると、はじめて矯正歯科を訪れた人はまずカウンセリングに臨み、その後検査を受けます。
治療計画はカウンセリングと検査の内容をもとに決められていくので、患者は現在の歯の状態や生活上の悩み、どのように歯を治していきたいかなどを正直に打ち明けましょう。
スケジュールが明らかになるとともに治るまでにかかる期間や料金が示され、患者がそれらに納得したら本格的な治療の開始です。
診療が始まると矯正器具を装着します。
所要時間は器具の種類によって異なりますが、1~2時間程度とみておくと良いです。
無事装着が完了したら、後は定期的に通院をして経過確認を受け、器具の調整をしてもらいます。
通院間隔は1~2ヶ月程度で、経過が良好だと1年程度で終わりますが、歯の状態が悪いと3年以上におよぶことがあります。
歯が患者の望み通りの状態になったら矯正器具が外されます。
これで診療は終了ですが、歯科医院によってはその後も様子を見るために一定の間隔で通院するよう求められることがあります。
診療終了後の観察は、だんだん通院間隔が長くなっていきます。

虫歯にならない為に、矯正歯科治療の歯磨き指導

虫歯にならない為に、矯正歯科治療の歯磨き指導 歯並びを綺麗にしたいという思いから、矯正歯科で治療を始める人がほとんどです。
複雑な装置を長期的に口の中に入れ、綺麗になるのを楽しみにしていることでしょう。
しかし、注意しなければならないのが、虫歯や歯周病です。
何も装置が付いていない時に比べて、でこぼことした装置には食べかすが溜まりやすいです。
そのまま放っておくと、虫歯のリスクが上がり、やがて治療が終わったころには歯が虫歯だらけなんてことになったら、残念で仕方ありません。
そうならない為にも、矯正歯科医院では歯磨き指導に力を入れています。
適した磨き方に、適した歯ブラシや補助器具を使い丁寧に教えていきます。
それを患者さん自身が取得し、毎日の歯磨きに生かしてもらうのです。
器用不器用と個人差があるので、きちんと磨けているかどうかは来院されるごとにチェックしていきます。
磨けていない場合は、再度指導して歯科医院と患者さんと共に虫歯予防に努めます。
綺麗な歯並びを目指して、頑張ってください。