本サイトでは矯正歯科の治療にかかる時間やどのような器具をしようするのかや流れから歯科医院の選び方まで、皆さんが歯の矯正を検討する際に、特に疑問に思うであろうことをまとめています。
歯並びが気になって矯正を考えているけども具体的にどんなことをするのか分からなくて不安で二の足を踏んでいる方や、どのような矯正方法があるのか知りたいという方、病院を選ぶポイントが分からないといった方達の一助になれば幸いです。
矯正歯科の治療にかかる時間
矯正歯科の治療には時間がかかるとはよく聞きますよね。
歯並びが気になるけど治療を始める気になれないという方も少なくないのではないでしょうか。
そこで実際にどのくらいの時間がかかるかについてご説明したいと思います。
治療期間はもちろん人によって代わっていきますが永久歯全体を矯正する場合は平均で2~3年かかります。
裏側矯正の場合期間が長くなるという話を聞いたことがる方もいるかもしれませんが今は技術が発達したため、裏側矯正でも同程度か少し長い期間で済むようです。
年齢が幼く乳歯と永久歯が混じっている場合の矯正では、1年未満で終わることも多く、短く済むと言われています。
ただし、矯正が終わってもその状態を維持する保定期間が必要となりこれは矯正歯科によって考え方が変わってきます。
時間がどのくらい必要か気になる方は保定期間も含めて初診の際に担当医に尋ねたほうが確実といえるでしょう。
矯正歯科はどれくらいの治療期間が必要?
日本人もやっと矯正治療に通う人が多くなりました。
それまでは不規則に並んだ歯の人が多く、外国の人から不思議に見られてもいたのです。
特に昭和の戦後になりアメリカなどから、柔らかい食べ物が多く入って来たこともアゴの発達が悪くなり、歯並びが悪くなったとされています。
歯並びが悪いことで、良いことは一つもありません。
歯を磨いても綺麗に磨くことが出来ず、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
また食べカスが残りやすくなることから、口臭の原因にもなっていたのです。
そして歯並びが悪いことで口をキチンと開けない習慣がついてしまった人も出て来ています。
歯並びを治すには、矯正歯科に通う必要が出て来ます。
治療方法はいくつも考えられ、マウスピースを咥える方法などの目立たない方法やオーソドックスな方法もあります。
しかし矯正歯科に通う期間にでは、さほど違いがあるとは言えず患者さんの体質によっても違って来ます。
大人の場合多くは2年程度と言われますが、早い人では1年半程度になり長い人では3年と言う人も出て来てしまいます。
お子さんの場合にでは一期二期と分ける場合が多く、一期では半年間から1年程度です。
その後二期目の治療に入ることが多くなります。
将来の美しいフェイスラインのために矯正歯科治療
明眸皓歯という言葉が日本には古くから存在します。これは美しい顔立ちのことを指す言葉であって、美人をこうした言葉で表現するものなのです。
この言葉には歯が含まれており、美人であるには歯並びや歯の色が重要であることが自ずとわかります。歯並びがきれいで歯が白いと笑顔になったときに清潔感があり、口元も上品で非常に知的にも見えて印象が良いんです。
それと同時に歯並びはフェイスラインの美しさも左右するものなのです。歯並びがきれいであると、Eラインというものが横顔に出来、非常にバランスの良いフェイスラインになることがわかってるんです。
このような美しい歯並びやフェイスラインに将来なりたければ、早いうちから矯正歯科治療を施すことが大事です。とくに子供のころに適切にあごの骨が成長するように床治療を施すことが大事だと言われてます。
矯正歯科クリニックでは子供に向けたマウスピースを用いた床治療も行っているので相談してみると良いでしょう。
保険適用外の矯正歯科治療に関することについて
歯並びとは自分が思ってい以上に非常に目立つ箇所なんです。多くの人は会話するとき、緊張をほぐすために少し目線を落として会話するものなのです。
そのためどうしても視線は鼻の下や口元に視線が向けられがちなのです。それゆえ人の印象は歯並びや歯の色などでも大きく左右してしまうんです。
もし自分の歯並びや歯の色などにコンプレックスがあるならば、矯正歯科治療や審美歯科治療を受けてみるのもよいでしょう。
しかし矯正歯科治療とは保険適用外の自費治療になります。高額な治療になってしまい、治療に二の足を踏む人も少なくありません。
だが発音や咀嚼などに問題が見られる場合には上顎前突症など病名がつくことあるんです。この場合、年末の医療費控除を受けることができ、確定申告でいくらか還付されることになります。
すると結果的に安く治療できることになるので、一度歯科医に相談してみることをお勧めします。また安く治療するにはインビザラインなど、ワイヤー矯正でないものを選択するのも一つです。
矯正歯科で起こる可能性が高いトラブルとは
歯並びを美しく整えるために必要となる矯正歯科での治療は、時間もお金もかかるため絶対に失敗をしたくないと考える方が大半です。
そこで安心して矯正歯科で治療を始めるためにも、治療を受ける上で起こる可能性が高いトラブルについてしっかり把握しておく必要があります。
まず矯正歯科でトラブルになりがちなポイントの一つが、「自分の悩んでいる部分を重点的に治療してもらえなかった」という点です。
初めて受診する歯科は期待と不安で緊張してしまう患者さんも多く、最初のカウンセリングで自身の歯並びのどこが気になっているのか、どう治したいのかをきちんと言葉にして医師に伝える必要があります。
特に口元の突出や口が閉まりにくい、この歯並びで将来困らないかなど、医師は患者さんが何を希望しているかによって治療方針を調整するので、医師の提示した治療方針と患者さんの希望が一致していないと、せっかく治療を受けたのに悩みがまったく改善しなかったということにつながる危険があります。
医師とのコミュニケーションは非常に重要なので、説明が苦手な場合は、事前に何を治したいのかを文章にして医師に渡すなど対応をしましょう。
矯正歯科治療は何歳までに行うのがベストであるのか
自分の歯とは一生付き合っていかなければなりません。咀嚼して食べるということは、生命維持に深く結びついているので母非常に大事にしなければいけないパーツであるのは言うまでもありません。
できるだけ虫歯や歯周病におかされないお健康な歯で死ぬまで維持したければ、歯磨きやクリニックでの定期的なクリーニングの他、矯正歯科治療なども受けておいた方が賢明です。
なぜならいびつな歯並びであるとm歯磨きが隅々までいきとどかず磨き残しがあり、虫歯リスクを高めるからです。この矯正歯科治療を何歳までに行うのがベストであるかしばしば問題になります。
理想的なのは永久歯が生える6歳前後から10歳前後までに行うのがベストと言われるんです。この時期はあごの成長期でもあるので、あごの成長を促すことでいびつな歯並びになることを抑制できるからなんです。
しかし自費治療でなかなか治療に踏み出せないご家庭も多いです。タイミングを逃したとしても、大人になってからでも十分治療は可能です。
矯正歯科治療をするなら通いやすいことも大事です
夏休みを控え、今年こそは矯正治療を始めてみようと考える人も多いでしょう。休みが一か月あれば矯正治療になれることもでき、夏休み明けには少しきれいな歯並びになることが出来るかもしれません。
しかし部分矯正であれば治療期間は短期間になりますが、程度がひどいと何年単位か治療をしなければいけないのです。
そのため通院回数も多くなり、視界とは長い付き合いになるので通いやすい矯正歯科クリニックを選択した方が賢明です。
そして矯正治療は治療中でもトラブルが多いことで知られます。ワイヤーが外れたブラケットに物が詰まっているなど、トラブルに迅速に対応してもらう必要もあり通いやすいことが非常に重要なわけです。
さらに治療終了後にも保定と言って、マウスピースの調整や定期診断も必要になるのです。
立地条件や診察時間なども確認し、矯正歯科クリニックを選択するようにしましょう。できれば一つのクリニックで矯正以外に虫歯治療も行ってくれるクリニックがお勧めです。